診療科別医師収入(開業医)
ここでは、診療科別の医師(開業医)の2011年の平均年収を医療経済実態調査報告(平成23年6月)のデータをもとにチェックしてみましょう。
2012年度の医師の平均年収(2012年)は1,143.5万円(厚生労働省・賃金構造基本統計調査)
上記のデータを見る限りでは、診療科によって医師の年収はかなり差があるようです。
先ほどの【外科医志望者減少の理由】のところで「賃金が安い」が67.1%ありました。確かに、外科については大変重要な診療科であるにも関わらず、数字からみると、仕事が高リスクの割には低賃金のように読み取れます。また、外科は開業医より設備やチーム医療という点から、勤務医が多いようです。
開業医の場合は勤務医よりかなり高額の年収になると言われています。今回は、開業医のデータですが、勤務医の場合、大学病院の医師と一般病院の勤務医師と比較すると、後者のほうが、年収は高くなっているのが現状です。
TVのCMでもよく目にする最近人気の整形外科ではどうでしょう。保険診療ではなく、自由診療の多い美容整形外科医の場合だと、4000万円以上の高収入も可能と言われています。
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