医師に人気の診療科とは
今、医師に人気の診療科はどこでしょう。
よく、雑誌などでは、皮膚科、精神科、整形外科、美容整形外科などが人気があるように書かれています。その理由は、最近の傾向として、激務の診療科ではなく、比較的重病や急患が少なく、患者の命に関わらない診療科を希望する医者が増えているように書かれています。
少子高齢化で、仕事のストレス増加によるうつ病増加など、現在の日本の状況を反映しているようにも思えますが、実際にはどうでしょうか。ここでは診療科別の医師増減数とその理由を当サイト編集部なりに考えてみたいと思います。
診療科別にみた医師人数の増減
では、実際に各診療科の増減を厚生労働省のデータでチェックしてみましょう!
診療科別の医師の人数を厚生労働省のデータをもとにチェックしました。
2008年と2012年とでは各診療科別の増減はどうなっているでしょう。
表とグラフから、全体的に1.06倍と医師の数は増えています。
逆に減少しているのは、内科と外科でした。
※上記の表とグラフは厚生労働省のデータを基に当サイト編集部で作成。
【主な診療科別に増減の状況】
■増えている診療科(2008年と2012年の比較)
麻酔科 / 精神科 / 皮膚科 / 眼科 / 整形外科 / 小児科 / 耳鼻咽喉科 / 産婦人科
■減少している診療科
内科 / 外科
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